モダンPTが近いからか公式でニッチなデッキの紹介記事が毎日更新されてますね。
先日はなんと青黒LOも紹介されてました。

■岩SHOWの「デイリー・デッキ」:青黒ライブラリーアウト(モダン)
http://mtg-jp.com/reading/iwashowdeck/0030175/

概ねデッキ内のシナジーを簡潔にまとめてあるのですが一点気になるところが。
《廃墟の地》+《書庫の罠》:対戦相手がデッキからカードを探した場合、0マナで唱えることができる《書庫の罠》。このコスト踏み倒しを使うために、《廃墟の地》が採用されている。こちらから対戦相手に土地を探させ、強引に13枚削ろうというわけだ。これを警戒して土地を探さないという選択肢を取ってきたのであれば、それはそれでオイシイ。

至るところでツッコミを見かけましたが廃墟の地のデッキ探しは強制です。デッキを探した上で「見つからなかった」という事にして土地を出さないのは自由ですがサーチ自体はしているため、書庫罠0マナキャストは回避できません。
それが0マナ起動可能な幽霊街でなくわざわざ廃墟の地を使う最大の理由でありますので…。

厭味ったらしいですが、一応訂正記録として残すために。
文脈上それはないと思いますが、フェッチ等で探すのをためらうって意味だったらゴメンなさいね。

(…間違ったサーチ任意って認識が広まった方が青黒LOには有利になるのでは?)
某店デイリーモダンに参戦してきたのでその結果メモ。
デッキはこんな感じ。

■メインボード:
4:面晶体のカニ
4:躁の書記官
4:不可思の一瞥
4:致命的な一押し
4:彼方の映像
2:外科的摘出
3:墓所への乱入
4:書庫の罠
4:催眠の宝珠
3:罠の橋
2:正気減らし

3:島
2:沼
2:湿った墓
2:闇滑りの岸
4:汚染された三角州
2:溢れかえる岸辺
2:血染めのぬかるみ
2:殻船着の島
3:廃墟の地

■サイドボード:
2:滅び
1:魂の裏切りの夜
2:集団的蛮行
2:根絶
2:残響する真実
3:貪欲な罠
2:苦花


墓地の昂揚確認が面倒というクソみたいな理由で使ってなかった躁の書記官を試してみたレシピ。メイン除去は一押しだけに絞りLOカードを多めに積んだつもり。お試し枠としてアショクよりは役に立ちそうな苦花をサイドに。

1回戦vsバーン
○乱入延命から殻船着の島で秘匿してた廃墟の地着地→起動→書庫罠×2で勝ち
○乱入延命から書記官並べて睨み合いになり勝ち
書記官に焼尽の猛火、乱入に頭蓋割りとキラーカードを引かれなかったのが勝因。

2回戦vsオーメンヴァラ
○序盤でヴァラを外科的摘出したところで相手から投了
○原始のタイタン摘出から始まり、その際魔女封じが見えたので廃墟の地急ぎルートに切り替え。魔女封じキャスト対応で廃墟の地でヴァラ破壊→ヴァラ根絶→解決後に書庫罠×2で勝ち
ほぼほぼ相性勝ち。

3回戦vs炎跡のフェニックス入りジャンド
○罠橋で何とか止めて衰微を全部墓地に落としたところで相手から棟梁
○カニ2ドブンから廃墟の地→書庫罠×2で勝ち
相手ががっちり衰微やらヴェリアナ抱えて土地事故してたので割りと薄氷の勝利でした。

結果3-0。イエーイ。やはり青黒LOはモダンにて最強…。
結論は躁の書記官強い。サイドの苦花は使いませんでした。
昨年1/29以来一年ぶりにデッキレシピを提出してきたので満足。


…ちなみに先週の記録。
メインにボーラスの占い師採用で躁の書記官入れてない型。
1回戦:ブリーチムーン×○×
メインからエムラ、2戦目は序盤の根絶でエムラを抜いて削りきるも3戦目はエムラを抜いたにも関わらず普通に上から殴り焼かれて負け。外科的打つのはエムラの次は稲妻か瞬唱。何で月とか除外してるの。

2回戦:予想外の結果××
メインからエムラと白力線、サイドから荒廃鋼、ムリ!!!!
あとイクサランのキングギドラに罠橋も宝珠もキレイに叩き割られました。
勝ちを急いで罠橋ではなく宝珠置いて敗けたのもダメダメ。

3回戦:バーン×○×
土地事故から一戦拾ったもののほぼきれいに負け。握っていないスカルクラックを警戒して墓所への乱入撃つのが遅れて負けるのはちょっとどうかと思うな…。
あと壁になる予定だったボーラスの占い師くんが綺麗に猛火のエサになりました。カニ以外の生物は要思案。

0-3。ハイクソー。やはり青黒LOはモダンにてクソ雑魚ナメクジ…。
3-0する日もあれば0-3する日もある。そういうものです。
MOモダンチャレンジで青黒LOが優勝してたので記念に。
やはり青黒LOはモダンにて最強…。

■UBR by ToyBird
https://www.mtggoldfish.com/deck/802210#paper
罠橋をサイド送りにしてメインはほぼフルバーン型。
廃墟の地+書庫の罠を活かすため罠師の引き込み2枚。
それに合わせてサイドの墓地対策は貪欲な罠を3枚。
最近主流のメイン外科的摘出3枚に正気減らしは厚く3枚。
血染めの月系デッキとの相性差が絶望的な気はしますが、
その辺当たらないと読み切っての調整ですかね。お見事。

個人的に不敬な遺品と漂流を余り信用してないので、
集団的蛮行、残響する真実あたりと差し替えて試したいところ。

それはそれとして19位に何か凄い青黒LOがいた
■UB by tibalt_of_red_sub
https://www.mtggoldfish.com/deck/802228#paper
叫び角笛、叱責の風、夢のよじれ、イプヌの細流…なんスかこれ。
廃墟の地4に幽霊街4、フェッチは1枚だけ。理解が追いつかない…。
おそらくは4積みの正気減らしを最大限に活かすためのLO呪文選定。
正気減らしキャスト後に低コストLOで一気に削るって感じですかね?
→何とご本人からコメントを頂きました。詳細な解説は下記記事へ。
http://tibalt.diarynote.jp/201710231157281735/

MOで47チケ、紙でも20kと通常の青黒LOの三分の一以下のお値段で
財布にも優しそうですし、LOの新規参入に薦めるには良いかも。

>Modern Challenge #10942631/上位リスト
https://www.mtggoldfish.com/tournament/modern-challenge-10942631#paper
少し前にMOで5-0してた青黒LO…じゃない何だコレってなった奴
http://www.hareruyamtg.com/jp/deck/deck.aspx?deck=D33160S

クリコマ…シルコマ…秘蔵の縫合身体…こんなデッキ知らない…
まさか5-0リストで正気減らしより先にイプヌの細流を先に見ることになるとは…。
昔カニを使って墓地肥やしから復讐蔦で殴るドレッジヴァインがありましたけどそれのアップデート版みたいな感じですかね。回すのめっちゃ楽しそう。

サイドも書庫罠と葬送積んで普通の青黒LOにも切り替え出来るアグレッシブサイドボーディングで相手のサイチェンを透かす形ですかね。
楽しそうだけどこれ紙で試しに組むのめっちゃ手間そうなのがネック。一回くらい回してみたいものだけど。

青黒LOも色んな幅が増えてきたらいいですね~。
久々の備忘録更新。
サボってる間に分割カードのルールが変わってヤヘンニの巧技から強行突入シュートが打てなくなったり、MOリーグのデイリー5-0の掲載数が半分に減ってローグの青黒LOが全然乗らなくなったり色々ありました。

その期間中、破滅の刻プレビュー時から青黒LOプレイヤーの中で最もホットな話題だったカードについてつらつらと書いていこうと思います。

《正気減らし/Fraying Sanity》
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%AD%A3%E6%B0%97%E6%B8%9B%E3%82%89%E3%81%97/Fraying_Sanity

各終了ステップにこのターン墓地に落ちた枚数と同量の枚数削る呪い。
青黒LOの削り速度を倍加する恐ろしいやつ。一瞥が20枚になり書庫罠が26枚になりカニでフェッチ切るだけで12枚削れるようになる。
偉いのは除去とか手札破壊でもジワジワ削れることと、これを張る前に落ちた枚数もちゃんとカウントすること、重ね張りするとどんどん効果が倍々になっていくこと(wikiとかリリースノート参照)。割と一発逆転が狙いやすくなったんじゃ無いでしょうか。
エンチャントはモダンの置物の中では一番対処が軽視されがちなのも好印象。

欠点は3マナという大ぶりなアクションの割に単体だとほぼ何もしない事。青黒LOの3マナ域は罠橋と墓所への乱入の6枚がほぼ確定で入っており、これを3~4枚積むだけでかなり鈍重になってしまう印象。精神の葬送を考えると許容範囲ではあると思いますけど、スペルじゃないので催眠の宝珠で落ちても瞬唱出来ないのも辛いところ。
単純に今の青黒LOに足すとスキが増えるものの爆発力は得られるってのが第一印象です。

スキを減らす対処法として思いつくのが小回りの聞く呪文を増やす(軽量除去や手札破壊)、マナを使わずLO出来る手段に頼る(躁の書記官)、一撃必殺に賭ける(心の傷跡)あたりですかね。個人的には高まる混乱辺りをトドメに使えないか模索中。

金魚に上がってた記事ではカニすら抜いて、除去や妨害にパーツを当ててる青黒LOが紹介されてました。
https://www.mtggoldfish.com/articles/against-the-odds-fraying-sanity-modern
要は正気減らしで大量に削れるのでLO呪文の枚数を減らして妨害に当て、3t目に正気減らし張って4t目に質の高いLO呪文で殺せというデッキ。正気減らしのポテンシャルが高いので、組むなら既存のデッキにただ差し替えるだけでなく、こういう風に中心に据えた構築の方が良いのかもしれません。
個人的には罠橋を抜く勇気は無いですね…。でもトラウマ砲は浪漫。

上記とは関係無い注意点メモ
・紙でやる場合に落ちた枚数ちゃんと控えておかないとクソ面倒なことになること
・書庫罠+正気減らしは相手が対処法を知ってればかわされてしまうこと(終了ステップの開始時に正気減らしの誘発を解決してからフェッチを切るだけ)

正気を減らして良き青黒LOライフを。
公開初日が有給消化日だったので話題作だし見とこうかなと劇場へ。
ミュージカル映画にどうも苦手意識があったけど、
宣伝で流れてきた曲が余りにも素敵で気になってました。

■感想:
女優を目指すミアと、自分の店を持ちたいジャズピアニストセブの二人の夢追い人の話。

まずオープニングで一気に惹き込まれてしまいました。あのタイトルが出るまでのハイウェイのシーンだけで1800円払って帰っていいくらい凄かった。こんなにオープニングでワクワクしたのGotG以来かも。
映画全編に渡って色彩がもう本当鮮やかで夢のような世界というか、どのシーンを切り取ってもエネルギーに溢れてました。
音楽も画面と同じくどの曲も鮮烈で気付いたらサントラ買って帰ってました。綺麗な映像を音楽がより幻想的に仕上げていて、どの曲も今聴き直すとそのシーンが浮かび上がるくらい印象深いです。
ミュージカルに対して感じてた「何で急に歌ったり踊ったりするの?」という疑問は「歌ったり踊ったりしたら楽しくて幸せになるからだよ!」という知見が得られました。
見るなら是非映像と音の綺麗な映画館をオススメしたいです。

ストーリーも夢に向かって頑張ってる二人の恋模様と、現実に直面して打ちひしがれる場面とを丁寧に描いてて、小規模ながら創作してる人間にはドスリと来るものがありました。現在進行形で夢を追って挑戦してる人にはもっと刺さるものがあると思います。客が集まらないシーンとかその後の批評を聞いてしまったシーンとか…ね…。
序盤に出てた材料や台詞を後半に上手く繋げてて、話の上で引っ掛かるようなところも特に無くスムーズに話を飲み込めました。強いて言えばミアがチャンスをつかむ切っ掛けになったお芝居のシーンが観客には見えないのでどのような光るものがあったのか余りわからなかったくらいかしら。

全体的に本当素晴らしいエンターテイメントだったと思います。

‥ただ、どうしても最後の15分くらいのシーンが好きになれない。
えーーーーそう落すのーーーーって感じでモヤモヤ感まだ残ってます。
夢を叶えることで全てが手に入る訳ではないってラストなのかもしれませんが好みではなかったです…。ホロ苦いっていうか、苦虫噛み潰した感。
その後の「もしかしたらこのような世界になったかもしれない」のエピローグが本当に美しい夢の空間だっただけに余計抉ってくるんですよね。なにこの世界一美しい死体蹴り。長いし!!
加点だと10億点の映画だけど、マイナス70点くらいの減点ポイントが残っちゃった感じ。

あとこのオチでデートムービーっぽく宣伝したのマズいよね。
カップルがどんな顔して劇場から出てくるか楽しみだゲヒヒヒ。

色々最後の要素で手放しで知り合いに薦められる映画じゃ無くなってしまいましたが、本当凄いエネルギッシュな映画なのは間違いないと思いますので気になった方は是非劇場へ。間違いなく映画館で見るのが楽しいタイプの映画です。
青黒LOでの某所モダン杯参加レポート。
霊気紛争参入後のレシピを試してみようって感じで行ってきました。

デッキはこんな感じ
■メインボード:
4:面晶体のカニ
4:不可思の一瞥
3:強行/突入
2:集団的蛮行
4:致命的な一押し
4:彼方の映像
3:墓所への乱入
4:書庫の罠
4:催眠の宝珠
3:罠の橋
2:悪夢の織り手、アショク

3:島
2:沼
2:湿った墓
2:闇滑りの岸
4:汚染された三角州
2:溢れかえる岸辺
2:血染めのぬかるみ
3:殻船着の島
3:幽霊街

■サイドボード:
2:ヤヘンニの巧技
2:失われた遺産
3:漂流
4:根絶
1:残響する真実
3:不敬な遺品

幻を全部抜いてその枠に致命的な一押し入れた形。
サイドの巧技と軽さを考えて精神の葬送→強行にチェンジ。
外科的摘出と迷ったものの、罠橋の手札調整兼除去用に集団的蛮行。
カニオーブ以外に恒久的LO手段と壁作成が欲しかったのでアショクも投入。

1回戦/サンアンドムーン
○エムラクールに乱入がジャストで間に合ってアショクがLO
○ロストレガシーでエムラを抜いてそのまま書庫罠素打ちでLO
⇒白力線にビクついてたらメインもサイドも抜いてしまったとのこと。運もあった。

2回戦/マーフォーク
×呪文捕らえくんに居座られてクロック間に合わなくて負け
○罠橋で守ってる間にカニで削りきってLO勝ち
○ヤヘンニ巧技→乱入通るもののライフ1まで詰められて、トップデッキアショクで削りきってLO勝ち
⇒ここで巧技じゃなく滅びだったらゲインが入らずに負けてた。サンキューヤヘンニ。

3回戦/四色コピーキャット(サヒーリフェリダー)
○サヒーリが出るも無限コン揃わず、クロックをオッスしてLO勝ち
○相手ダブマリ、サヒーリをロストレガシーで抜いてスタート。緑ギアハルク着地でマッチョ化したキッチンくんにライフ詰められるも、フェッチに合わせて書庫罠×2でLO勝ち

4回戦/四色ジェスカイの隆盛
○オーブ三枚置いてLO勝ち
×オーブ一枚置いたものの、罠橋置くタイミングを誤ってコンボ完成で負け
○根絶で隆盛、ウィッシュで持ってこられた太陽と月の輪を遺産で弾いて、そのまま罠橋置いて削り切りLO
⇒2戦目オーブ置いたのにライブラリー消えないように調整してコンボ完成されてしまい思わず感嘆。
⇒既に脳のスタミナ尽きかけててフェッチ起動に書庫罠2回見逃す空前のアホプレイ。

5回戦/青緑感染
×ぎらつかせに賛美+ひずみの一撃+古きクローサの力+その他されて綺麗に負け
○相手の顕在的防御構えに対してメインで幽霊街連発→緑マナ尽きさせて残響バウンス決まってギリギリLO勝ち
○根絶連発からピアス潰して前方確認した上でヤヘンニの巧技で感染生物3体流してアショク着地からカニと合わせてLO勝ち
⇒ギタ調禁止で除去があるか考えながら動かねばならず、安定してオールイン出来なくなったのはかなりキツいようです。
⇒手札に沼をキープして一押しを匂わせてたのをブラフが巧いって褒められた。ウレシイ…
⇒感染に基本土地が森2しかないと頭に入れた上でメイン終わりに幽霊街幽霊街と打って相手の立てた緑マナを枯渇させ、攻撃クリーチャー指定に残響する真実合わせたのが今日一番自画自賛したいプレイ。

6回戦/ID
相手が帰る時間(17時の部?)に差し掛かって合意の上引き分け。やったぜ。
流石にジャッジさんに何か取引とかない?って疑われる。そらそうだ。

_人人人人_
> 優勝 <
 ̄Y^Y^Y ̄

ヤッター!!
色んな方のアドバイスや記事を力に何とか青黒LOを刻みつけることが出来ました。感謝。
やはりモダンにて青黒ライブラリーアウトこそ最強…。


以下、反省会。

■強かったもの:
・ヤヘンニの巧技
2回窮地を救ってくれた、というかトドメになった1枚。
強行突入は決まりませんでしたが、全流しからアショクor乱入で丸々ゲインは凶悪。
あくまで変化球なのでケアされるとダメになりそう。

・致命的な一押し
言うに及ばず。青黒LOで書庫罠以外のブラフが可能になったって凄いッスね…。

・残響する真実
4枚目の漂流兼5枚目の一押しのつもりが要所でいぶし銀の働き。
LOだと除去の警戒が緩んでるのもありますけど、インスタントは雑に強いッスね。

・失われた遺産
エムラを墓地に落ちる前に弾くために入れてたやつ。
その通りに使えた他、きらめく願いから引いた太陽と月の輪を返しで追放したりも。

・根絶
外科的摘出じゃ対応されてしまう部分で鬼のように強かったです。特に対感染。
此方だけ安定して前方確認+脅威排除出来るのはズルい。


■微妙だったもの:
・不敬な遺品
あんまり刺さるデッキが無さそう(マーフォークに使った時は引けなかった)。
バーンを睨むなら集団的蛮行で十分かなぁと。
差し替えるなら1枚を蛮行、2枚を何か墓地対策に。

・漂流
サイドイン機会ほぼナシ。白力線睨むなら残響する真実で充分?
ただLOで自動で墓地に叩き落とす流れの強みもあるのでまだ様子見。

■欲しいもの:
・瞬唱の魔道士
一押し使い回ししたい場面がめっちゃあった。MM3でFoil安くなぁれ…っ。

・致命的な一押しFoil
ポイントゲットで一押しFoil買えるぞヤッター!→売切れじゃないですかヤダー!

・スタミナ
3回戦時点でヘロヘロで脳のスタミナが持たない。
終わってから顔洗って気合入れ直しましたけど、もっと体力が要る。GPで1日9回戦も10回戦もやってる人は本当凄いッスね…。


1月にして今年の目標だった青黒LO入賞を果たしてしまったので、ぼちぼちやってこうと思います。青黒LO道はまだまだ続くんじゃ。
MOだと禁止改訂導入済みなのにまだ霊気紛争未実装のようですが、
そんな中で5-0してた青黒LOが居たのでピックアップ。

https://www.mtggoldfish.com/deck/552245#paper

環境の最後になってほぼフルバーン系LOに戻ってるの笑う。

まず久しく見なかった躁の書記官4、幻でも強行でもなく躁の書記官。
1枚刺された驚恐の目覚めといい罠橋での硬直狙いの構成でしょうか。

メイン外科的摘出3も懐かしいですね…高速系デッキが減った恩恵か。
強行突入でなく精神の葬送なのも外科的と相性良い組合せで良いですね。

全体的にLO呪文1枚ごとの質を高めている印象あります。
結構マナ域が上に寄ってるので罠橋がダブついた時怖いなーって気はしますが…。

WUB?白どこや?と思ったらサイドに白力線4。白土地無し。ええ…(困惑)
墓地対策も追加の根絶3だけ。男らしい開き直り。
何というか全体的に右の手力が試されそうな感じの構成だと思いました。
エムラくんを必要以上に怖がらなければこういう構成もありですね。

黒巧技や致命的な一押しが入ってメイン除去積みLOを暫く試してみる予定ですが、
最終的にこのメイン除去なしLOに回帰しそうな気がしなくもない。
出ましたね禁止改訂。
スタン3枚の衝撃度が話題を席巻しておりますが、非スタン民なので口を噤む。
ただわーいエムラ禁止だー!→そっちじゃねえよ!! はLO民が皆突っ込んだと思う。


モダンでは以下の2枚が禁止
・ギタクシア派の調査
・ゴルガリの墓トロール

φマナも発掘も悪しきメカニズム…。
これによりドレッジ、感染、SCZを筆頭に青赤果敢、昇天等結構なデッキが構築変更を余儀なくされそうです。
個人的に四狂と呼んでた親和、感染、バーン、ドレッジのうち2つがダメージを受け、それらに取られていたサイドの枠を残り二つに向けられるようになるため、速いデッキへの目は余計厳しくなりそうですね。これで少しは環境低速化するといいんですが…。


ここまでが前提。
青黒LO的な改訂後+霊気紛争追加後の(願望混じりの)展望

■良いところ
・ドレッジ弱体化で墓地対策が減ると幻、乱入、映像が扱いやすくなる。
・こちらも墓地対策の枠の比率を減らして対親和・バーンに向けることが出来る。
・感染等が前方確認出来なくなりオールインしづらくなる。
・アドグレイスが減る=白力線使うデッキが減る。
→1/11訂正:アドグレにギタ調入ってないじゃねーかさてはエアプだなオメー。
・遅いデッキが強くなるとLOと相性が良いデッキも増える。トロンとかな!
・霊気紛争で致命的な一押しと黒巧技が手に入り除去性能が上がる。

基本的には今回の改訂は青黒LO的には吉と出ると思います。ただ…


■悪いところ
・強大化は生きてるので書庫罠返しで感染に2キルは普通にある
→致命的な一押しで少しは改善されてると思いますが…
・旧エムラはご存命なので墓地対策を完全に切る訳にはいかない。
→黒巧技~強行突入融合キャストでの対策はまだロマンの域。
・親和にサイドの矛先が向きファクト対策が多くなると罠橋と宝珠が死ぬ。
・ギタ調から書庫罠たくさん見えた人のフェッチ抱えた葛藤が見れなくなる

結局は弱いものには弱いって感じですね。

上手いこと追い風は吹いてると思うので、青黒LOを押し上げて行きたいところ。
MOデイリーモダンで暫くぶりに青黒LOが5-0していたのでピックアップ。
前回( http://kyoudou.diarynote.jp/201606301419146112/ )が6/23なのでほぼ半年ぶりの5-0レシピ。
テンション高まる。

https://www.mtggoldfish.com/deck/531881#online

■メイン
幻入ってますが基本は強行突入まで採用したバーン型。
メインで目を引くのはピン刺しの高まる混乱。催眠の宝珠で落としておいてX=4~5でトドメの一刺し狙いって感じでしょうか。ソーサリーかつマナコストが気になって採用考えてもなかったんですけど、手札使わず墓地から打てるのは勝敗を左右しそう。凄い。
何気なく1枚減らした彼方の映像もなるほどといった印象。4枚基本だと思ってましたけど、罠橋との兼ね合いもありますし、中盤に1枚〜2枚打てればいいから初手にくる必要も無いですね。

■サイド
根絶4黒力線4の墓地メタっぷりと、サイド除去の割り切りが凄い。
個人的に見栄え損ないより暗黒破が好きなんですけど、暗黒破だタフ2の多いバーン相手が腐りやすく、わざわざ不敬な遺品に3枚割くなら見栄え損ないでまとめて狙えば良いって判断なんですかね。
悲哀まみれじゃなくて吐き気なのもモダンの序盤1tの重要さを感じる調整。吐き気ならカニ死なないですしね。

取り敢えずコピーしてやってみたいんですけど、見栄え損ないFOILは高いどころかそもそも売ってないんですよね…。ニッサvsオブで再録して通常版値段はガクッと下がりましたけど。モダマス3は収録範囲外なので、スタン再録お願いします…。
いつもの青黒LOで某所のモダン杯参加してきましたのでレポート。
特にチューニングはなしでいつものレシピで参戦。

1回戦/ウィーゼロックス:○××
→Φマナ呪文と果敢生物らで殴るデッキ。ジェイスの幻無双で暴力勝ち。
→3t目くらいに釜の悪鬼からワンパンで持ってかれて負け。
→こつこつ殴られて除去もLOも引けぬまま負け。

2回戦/バントスピリット中退:○×○
→中隊とか呪文捕らえとかドラグスコルの入ったやつ。理想的に回ってLO。
→霊廟の放浪者でクロック上手く守られて負け。
→相手事故気味のLOから青マナ源を断ってLO。

3回戦/赤緑トロン:○○
→エムラの無いトロンは数少ない超有利マッチアップ。幽霊街で割って危なげなくLO。
→相手トリマリで塔を幽霊街で割ったところでサレンダー。勝ち。

4回戦/青赤デルバー:××
→綺麗にクロック刻まれて捌かれて負け×2
→集団的蛮行が思ったより刺さらず、アショクでフタされる方がキツいとのこと

5回戦/地獄のグリセルシュート:○××
→メイン江村4という地獄のようなマッチアップも、相手も罠橋の対処手段がなくアショクで削りきって勝ち。
→蛮行抜いたのが響いて裂け目の突破から江村に殴られて即死。
→消耗戦に入るも丁寧にカウンターで乱入を捌かれ、グリセルを一度御霊されたりタール坑に詰められた上、最期はゴリラに殴りきられて負け。

結果:2-3。微妙。
特に5戦目が白熱したけれど、明らかなミスプがあったのが反省点。
まず幽霊街を忘れてタール坑くんに二回殴られる。論ずるに値しない。
次に観戦してた方から言われた、御霊の復讐(グリセルブランド指定)に合わせて書庫罠を打てば、もしエムラクールが落ちれば墓地が消えて対象不適正になったのではないかという話。後者は考えも付かなかった…。まだまだデッキを使いきれてない。

サイドについて。
・滅び→間に合わないか打ち消される。要らない。
・暗黒破→刺さるデッキ刺さらないデッキハッキリし過ぎ。一枚でいいかも。
・漂流→いつ刺すべきか結構迷う。白力線対策以外にも広く使いたいのだけど…。
・黒爆弾→めっちゃ黒力線欲しい。ナヒリシュートも減ってますし割りと変えたい。なおFoilのお値段。
・不敬な遺品→刺さるマッチアップに当たらない。でもバーン考えると抜けない。
・外科的摘出→足りない…でも欲しかったのは最後のマッチだけ。根絶と散らすべきか。
・失われた遺産→刺さりそうな5戦目でオーブで墓地に落ちて使えず。様子見。
やっぱりメイン瞬唱1欲しくなりますねぇ!

ほかに気づき。
・欲しいのは軽い除去または手札破壊。コントロール相手なら思考囲いはありかもしれない。
・ジェイスの幻はもろにRIPの影響受けるので注意。別の暴力手段も欲しい。
・集団的蛮行の手札破壊モードは空振りも多く、増呪で打ち消されるとかなりdisアド。特に嵌めは用心すること。

回すだけ回して満足したので後は原稿集中。入稿したらまた殴り込みます。
毎度の如く自分用メモ:
青黒LOで毎度悩んでるのはLO呪文と生物対策の枚数配分。
除去兼ダメージソースに使える火力呪文があってもLO兼除去は無い。
あってもやたらと重く、しいて言うならアショクくらいでしょうか。
採用候補を迷うことが多いので、一旦整理のため並べてみることに。

■単体除去:
・残忍な切断
探査付きの万能単体除去。インスタントなのでかなり器用。
欠点は探査コストの確保が最序盤では難しいこと。
フェッチと催眠の宝珠あっても1~2tで唱えるのは難しい。

・漂流
土地以外のパーマネントをデッキトップへ。サイド迷ったらこれでいいやろ枠。
催眠の宝珠とのシナジーが強力で、白力線やチャリス等置物対策にも有用。
欠点は上に同じ。ソーサリーなのも割とキツい。

・集団的蛮行
モードの一つに-2/-2修正。手札のスペル破壊、微ゲインと器用。
下記の暗黒破では打ち漏らしやすいバーンに刺さりやすいのが利点。
また、罠の橋の手札枚数調整にも使いやすいのが嬉しいところ。
ソーサリータイミングなのが何よりのネック。

・暗黒破
発掘持ちの-1/-1修正。親和やマナエルフ、感染、デルバーが主な仮想敵。
回収可能なので引けなくても宝珠で墓地に落ちれば利用可能。
躁の書記官採用型だと発掘が昂揚達成の手助けにも。
欠点は修正値がかなり小さいので効かない相手には全く効かない。

・死の印
1マナ緑白生物除去ソーサリー。ジャンドやアブザン対策つまりはタルモ殺し。
メインで罠橋割ってくる上デッキや、デスタク系のサリアに刺さり、あと滑らない。
欠点は早い除去を必要とするバーン親和に全く意味が無いこと。
感染にもぎらつかせ以外に効かず、呪禁付与で余裕で捌かれるので採用外。

・殺戮の契約
0マナ黒生物以外除去。次tに3マナ払わないと契約死。
1~2t目の捌き合いを考えるとちょっと採用しづらい。残忍な切断でいいかな…。

・四肢切断
φφ黒の-5/-5修正。
最序盤から打てる柔軟性と修正値の高さが魅力。
調整できるとはいえアグロ相手のペイ4ライフはかなり痛い。バーン親和だと自殺。
アグロに弱いアグロ対策ってどうよ…ただ感染はライフ支払ノーケアなので要検討。

・残響する真実
土地以外のパーマネントと同名を手札へバウンス。
ソーサリートークン対策はこちらが有能。
2マナが若干重いのと手札バウンスなのが問題点。

・月への封印
もうちょいやれる子だと思ってました。

■全体除去:
・滅び
再生できない全生物除去。信頼性は随一。
欠点は4マナという重さ。これが打てる頃には死んじゃうアグロ多過ぎる。

・悲哀まみれ ⇔ 鞭打つ触手
全体-2/-2修正で前者は占術1、後者は追放のオマケつき。
墓所への乱入考えると前者、ドレッジ考えると後者。
滅びでは間に合わない3t目に打てるのが利点。
欠点は修正値でペンデルヘイヴンやパンプ呪文で速攻致死圏外なのは辛い。
一応、魚・エルフのロードは1枚までなら間に合うのは認識しておきたいところ。

・仕組まれた爆薬
烈日参照の除去ファクト。カウンターと同コストの非土地パーマネントを破壊。
基本は青黒2色なので最大2マナまで爆破可能。軽いデッキだいたいに刺さる。
逆にミッドレンジとかマナ域ばらけたデッキには効きが悪く、親和も一掃は難しい。
感染に最速で1マナで構えて自然の要求で叩き割られたりしないよう注意。
即爆破には4マナ必要なのもネックといえばネック。あととにかく値段高過ぎ。

・漸増爆弾
2マナ設置可能な除去ファクト。ラグがあるため後引きで弱すぎるのがネック。
置いてさえ入ればフルタップでも起動できるとはいえほぼほぼ爆薬の下位になりそう。


思いつくたび追記予定。何か他に良さげな物があったらおせーて下さい。


■追記: Twitterで意見を貰ったもの
・見栄え損ない
バーンを強く意識する-2/-2修正インスタント。

・魂の裏切りの夜
恒久-1/-1修正。重さが気になるところ。

・喉首狙い。
ファクト以外除去できるインスタント。滑らないのが重要。

・吸血の絆
絆魂付与のエンチャント。バーン対策というか大歓楽殺し。ジェイスの幻につけたりも。

・虚空の罠
ソーサリー1マナの土地以外バウンス。白力線処理しやすい。

・突発的変化
瞬速持ち1マナで自墓地枚数分-X/-0修正を与えるエンチャント。タルモも捌ける。

・暗黒
黒い濃霧。1t稼ぐだけならかなりの有能カード。感染や強大化系に耐性増。

・流刑への道
大人しく白、足そう!!


肋骨兄貴ことbool兄貴のアドバイスだと青黒二色ならピン除去は最低枚数で、
暗黒なり瞬唱再利用を考えるなりの方が有用ではないかとのこと。
除去にあまり枠割けない以上は再利用でもしない限り、
そこまでピン除去に力入れても仕方ないって感じですね。
暗黒破は単体で回収出来るから多少範囲が狭くても強いんだな…。

Foilが謎の値段する暗黒…買うか~。
今をときめく青ギアハルクFoil引いたんですけど、
使い道が思いつかず黄昏ていたらふと「書庫罠打てるやん!」と気付く。

以下瞬唱との比較。

■瞬唱の魔道士:
・序盤~終盤まで使いやすくソーサリーも対象可
・ただ書庫罠FBは難しく、基本は一瞥、映像、摘出の使い回し運用
・暴力要員には使えず、せいぜいチャンプブロッカー
・ただし奈落の総ざらいを墓地から拾えるのは優秀

■奔流の機械巨人:
・書庫罠唱えつつ暴力要員を揃えられる
・カードイラストが超かっこいい(重要)
・しかしデカブツといっても所詮出たらバニラ
・ファクト生物なので書記官の昂揚条件としては優秀
・ただしタルモもサイズアップ
・インスタント限定なので一瞥、強行等が使えない
・6マナが何より重く、そこまでグダるなら他の手段ありそう

…うん、4マナ10枚、7マナ13枚と選べる瞬唱で良い気がしてきました。
あと暴力ルートで6マナ出るなら墓所タイタンとか居ますし、
普通に殻船着あたりが起動できるタイミングでもありますね。

ダメか…。なんかもっと利点が見つかれば或いは…。
肋骨兄貴がゴールドフィッシュで見つけてた、WMCQ - Australia,7位のエスパーLO。

https://www.mtggoldfish.com/archetype/modern-wub-28853#online
・ジェイスの幻不採用、書記官は3枚
・白はメインのパス2枚、サイドの白力線4枚のみ
・LOカードは書庫罠一瞥セット+精神の葬送3枚
・罠橋2、催眠の宝珠2。ファクト対策対策とサイドアウト多いことを鑑みてかしら。
・おそらくその穴を埋めるアショク2。
・よくわからない思考掃き2。
・メイン外科的3枚採用。墓所への乱入2はやや鈍重だからか。
・サイドの全除去枠は評決でも滅びでも無く圧倒的な波。なぜ。書記官再利用?
・バウンス枠は漂流ではなく残響する真実2
・親和へのヘイトが如実なハーキル3積み

多分それぞれに現モダン環境での理由があるんだと思うんですが、思考掃き2が本当よくわからない。そこパス4じゃダメなのかしら…
純正青黒LOでも活かせるアイデアは多そうなのでちょっとまた見直してから考えよう
■グランプリ・広州2016 9~64位入賞プレイヤーデッキリスト(モダン)
http://coverage.mtg-jp.com/gpgua16/decklist/017410/

久々に公式に青黒LOを見つけて歓喜。
4 《溢れかえる岸辺》
4 《汚染された三角州》
3 《幽霊街》
3 《島》
2 《血染めのぬかるみ》
2 《殻船着の島》
2 《沼》
2 《湿った墓》
1 《闇滑りの岸》
-土地(23)-
4 《面晶体のカニ》
4 《ジェイスの幻》
-クリーチャー(8)-
4 《彼方の映像》
4 《不可思の一瞥》
4 《催眠の宝珠》
3 《悪夢の織り手、アショク》
3 《墓所への乱入》
3 《罠の橋》
3 《精神の葬送》
1 《驚恐の目覚め》
4 《書庫の罠》
-呪文(29)-

3 《根絶》
2 《墓掘りの檻》
3 《悲哀まみれ》
4 《虚空の力線》
3 《漂流》
-サイドボード(15)-

メインにアショク3 ←わかる
驚恐の目覚め1 ←わからない
おそらく罠の橋で停滞したタイミングでぐるぐる回す感じ…?

フェッチが10枚は流石に多過ぎじゃないかとか殻船着2でいいのとか、
3マナカードが12枚は流石にダブ付くんじゃ無いかとか色々気になるレシピ。

サイドもドレッジエムラ警戒の黒力線はわかるとして、プラス檻は中隊とエルフ対策?
悲哀まみれは何に刺さるのかとかちょっと気になるチョイス。
黒力線突っ込むと不用牌になる幻、墓所への乱入、映像は何と差し替えるんだろう…。
ライブラリー破壊や軽い墓地対策が余り見れずに
《月への封印》はナヒリに叩き割られるという有様で
特に得るものは無いと思っていた異界月でふと気になったカード。
Collective Brutality / 集団的蛮行 (1)(黒)
ソーサリー
増呪 ― カードを1枚捨てる。(2つ目以降に選ぶモード1つにつき、このコストを1回支払う。)
以下から1つ以上を選ぶ。
・対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中からインスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。
・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-2/-2の修整を受ける。
・対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは2点のライフを失い、あなたは2点のライフを得る。

手札破壊モードは前方確認や外科的摘出合わせてのコンボ潰し等に。
除去モードは暗黒破より少し幅が広く、序盤のクロックやシステムクリーチャー潰しに。
ゲインモードも無いよりはマシですし、上記2モードと合わせてバーンには刺さりそう。
また増呪コストが手札で賄えるので、罠の橋の枚数調整しやすいのが良い。
彼方の映像で土地を2枚引くと処理できないみたいな問題を自然に解決出来ます。

瞬唱とか墓地利用しやすいカードがあるともっと輝くのかもしれませんが、
墓地対策が厚くなってる今のモダン環境だとそっちに伸ばすのは考えどころですかね。

とりあえず物は試しでメイン2枚くらいから使用感をテストしてみます。
これも白力線には弱いのは忘れることにします。
MOデイリーモダンで暫くぶりに青黒LOが5-0していたのでピックアップ。
6/23 http://www.hareruyamtg.com/jp/k/kD01941K/

基本は躁の書記官・罠橋入りと同レシピですが、書記官を1枚減らして暗黒破。
サイドにも2枚取ってますね。
2《暗黒破/Darkblast》
1《根絶/Extirpate》
2《残忍な切断/Murderous Cut》
2《外科的摘出/Surgical Extraction》
2《漂流/Set Adrift》
3《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
3《不敬な遺品/Profane Memento》
15 Sideboard Cards

■暗黒破の有用性
大型生物は罠の橋で止められるので、軽くて小型生物を除去出来て再利用可能、
かつ墓地肥やしで書記官昂揚の助けにもなる暗黒破は噛み合ってますね。
仮想敵も瞬唱、腹心、ヴェンディ、デルバー、邪魔者、感染生物などより取りみどり。
対感染は強化スペルのタイミングに注意ですね。ペンデルヘイヴンは幽霊街でバァン。
対バーンはタフ2が多くて難儀しそうですがまぁ墓所への乱入あるので…。
対親和はジェイスの幻立たせて暗黒破構えてれば良いって肋骨兄貴も言ってた。

■サイド
漂流を2枚に抑えて残忍な切断が2枚。暗黒破といい生物メタ重視ですね。
発掘と探査の相性が良いのも見逃せないところ。
漂流の枚数を減らすと白力線やらの置物対策が少し気がかりですが、
クッソ速い優良生物どもの数>白力線を積んだデッキ なので仕方ないか。
個人的には黒爆弾は針を睨んで1枚トーモッドに変えておきたいですね。


原稿終わったらデッキ弄りたい。。。
■メインデッキ:
2:《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》
2:《闇滑りの岸/Darkslick Shores》
2:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
3:《幽霊街/Ghost Quarter》
3:《島/Island》
4:《汚染された三角州/Polluted Delta》
3:《殻船着の島/Shelldock Isle》
2:《沼/Swamp》
2:《湿った墓/Watery Grave》

4:《面晶体のカニ/Hedron Crab》
4:《ジェイスの幻/Jace’s Phantasm》
4:《躁の書記官/Manic Scribe》

2:《悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver》
4:《不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkable》
3:《精神の葬送/Mind Funeral》
4:《書庫の罠/Archive Trap》
3:《墓所への乱入/Crypt Incursion》
4:《彼方の映像/Visions of Beyond》
1:《滅び/Damnation》
4:《催眠の宝珠/Mesmeric Orb》

■サイドデッキ:
3:《罠の橋/Ensnaring Bridge》
2:《根絶/Extirpate》
2:《外科的摘出/Surgical Extraction》
2:《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
3:《不敬な遺品/Profane Memento》
2:《漂流/Set Adrift》
1:《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall》

例のニヒリス暴力LOをコピーしてニヒリス手に入るまでの繋ぎに…と、
躁の書記官を入れてみたら何か普通に回っちゃった感じのデッキ。
→メイン滅び1は何か別のものに差し替えたい。4マナは重い。
  アショク3枚は引き被りが困るので何かよさ気な除去かエンチャが理想。
→サイドのハーキル1は多分針に差し替えの予定。お守り枠は丸い奴が良い。


別件ですが青黒LOミラーマッチというあり得ないようなマッチを経験してきました。
自分は上の青黒LOで、相手は青黒t白のナーセットの入ったエスパーLO。以下所感。
・先行超有利のじゃんけんゲーム
・初手のカニブーストと書庫罠の枚数で決まる
・お互いフェッチ大量のため書庫罠が死ぬほど怖い
・お互い催眠の宝珠設置に伴いチキンレースが始まる
・先に墓地に色々落とされると外科的摘出と根絶がすっ飛んで機能不全になる
・ライフカウンターなんかほぼ見なくて良い
・墓所への乱入は全てサイドアウト
・カニをパクれるかもしれないのでアショクが抜けない
・書庫罠打つために幽霊街で土地を割ったらカニの上陸を誘発させてしまい死亡

相手の戦場にカニが並んでる状態で幽霊街を起動してはいけない、
という今後二度と使わないであろう教訓を得ることが出来ました。
イゼ速さんより

MOモダンリーグ:《ニヒリス》の待機を素早く解除する青黒ライブラリーアウトデッキが5-0 |
http://www.izzetmtgnews.com/archives/21027
http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/competitive-modern-constructed-league-2016-06-09


これがウワサの暴力ライブラリーアウト…LOとは何なのか(哲学)
ジェイスの幻に加えてニヒリス足すことで肉壁を増やしつつ撲殺プランの厚みを増す。
これで白力線なんかもう怖くない…?
貼られると待機減らす方法が激減してしまって相変わらずオーブ頼りになりますが、
まぁ相手だってフェッチ切ったり呪文くらい唱えるだろうから素でも使えますかね。

サイドにニヒリスを考えてたことあったんですけど、Foilが無くて断念してました。
うーん、一応探すかなぁ…日2英2で揃えるのが鬼門のパターンやこれは…。
使うならニヒリスは昇華者に加えて安らかなる眠りにも弱いことは留意事項。

以下、ほかに気になった点。

■サイドに罠の橋、メインにアショク
軽量生物捌けないならパクったれの精神でこれぞメタの産物って感じの構成。
3マナ域のカードがダブつくので、どっちも同時にメイン採用は難しいんですよね。
ニヒリス殴るプランのために罠橋どけたいし、ならアショクでって感じでしょうか…
サイドからの漂流とのシナジーもありますし、一応のエムラ対策にもなりますしね。
アショク本人には他の墓地参照カードと一切シナジー無いのが気になるところ。

■サイドの怒涛の墓地対策
外科的摘出3、根絶1、黒爆弾2、トーモッドの墓所1という墓地対策7枚構成。
罠橋便りじゃなくなったんで遺恨潰しも兼ねてた根絶より外科的摘出多め。
後ろ3枚はほぼエムラ対策で、ついでにグリコン死せる生発掘辺り殺しか。
置物対策を漂流2に減らせているのはニヒリスのおかげ?
サイド罠橋ならハーキルとか積むのもアリ?

色々新鮮な部分があるので、ちょっと仮組みして使用感試してみたいですね。
躁の書記官4積みの置物型青黒LOが颯爽と現れ、霧のように消えていきましたね。
GPで初日無双したものの2日目ナヒリシュートに当たりまくったらしいのが残念ですが、
それでも表舞台で青黒LOが活躍してるのを見れてほっこりしました。
参考: http://mtgkita.hatenablog.com/entry/2016/05/28/004906

※個人的LO分類
置物型:最近強い奴。罠橋で止めて催眠の宝珠と躁の書記官で削る。
バーン型:元々の型。ひたすらLOスペルを叩きつけるタイプ。
暴力型:ジェイスの幻等で殴る型。アンデッドの錬金術士とか使う人も居るらしい。

置物型青黒LOのメイン部分は固定されつつあるものの、枚数が気になるカードについて備忘。

・書庫の罠/4枚(固定)
抜くわけにはいかないものの、フェッチサーチ積まないデッキをチラホラ見る最近。
サイドボードとごっそり入れ替えも検討しないとマズイ枠。

・精神の葬送/3枚→2枚?
3マナでテンポが悪く、相手ライブラリー内に土地が多そうな序盤には引きたくない奴。
ハマるときにはハマりますがぶっちゃけ1回打てれば良く、神童ジェイス要るなら尚更。
ただしコレ減らすとメインにLOスペル10枚になり書庫罠抜くと6枚になってしまう問題。

・墓所への乱入/3枚→2枚?
複数枚引きたくないけと1回は打ちたい奴筆頭。
神童ジェイス便りになるのも危険ですが、サイドに1枚逃がしていいのでは。

・躁の書記官/4枚→?枚
序盤はブロックするかヴェリアナのマイナス食らって昂揚カウント増やすのが仕事。
思った以上に昂揚条件が厳しく、催眠の宝珠必須+神童ジェイスでサポートしたい。
一旦起動し始めると罠橋でグダってる間にゴリゴリ削れるのは良い所ですが、
4枚積むかというのもちょっと微妙な気がしてる今日この頃。
生物置物をメインから睨んでるデッキが多くなっており、コレを強行に変えるべきか。

・サイドの親和対策
催眠の宝珠はサイドアウト候補にしろ罠橋と致命的に相性の悪いハーキルはムリ。
暗黒波なんかも考えましたが結局はジェイスの幻で止まらない奴が問題なので、
鋼の監視者、荒廃者なんかを纏めて捌けてナヒリにも刺せる針で安定ですかね。


ほか、思いついたら描き足し。

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