公開初日が有給消化日だったので話題作だし見とこうかなと劇場へ。
ミュージカル映画にどうも苦手意識があったけど、
宣伝で流れてきた曲が余りにも素敵で気になってました。

■感想:
女優を目指すミアと、自分の店を持ちたいジャズピアニストセブの二人の夢追い人の話。

まずオープニングで一気に惹き込まれてしまいました。あのタイトルが出るまでのハイウェイのシーンだけで1800円払って帰っていいくらい凄かった。こんなにオープニングでワクワクしたのGotG以来かも。
映画全編に渡って色彩がもう本当鮮やかで夢のような世界というか、どのシーンを切り取ってもエネルギーに溢れてました。
音楽も画面と同じくどの曲も鮮烈で気付いたらサントラ買って帰ってました。綺麗な映像を音楽がより幻想的に仕上げていて、どの曲も今聴き直すとそのシーンが浮かび上がるくらい印象深いです。
ミュージカルに対して感じてた「何で急に歌ったり踊ったりするの?」という疑問は「歌ったり踊ったりしたら楽しくて幸せになるからだよ!」という知見が得られました。
見るなら是非映像と音の綺麗な映画館をオススメしたいです。

ストーリーも夢に向かって頑張ってる二人の恋模様と、現実に直面して打ちひしがれる場面とを丁寧に描いてて、小規模ながら創作してる人間にはドスリと来るものがありました。現在進行形で夢を追って挑戦してる人にはもっと刺さるものがあると思います。客が集まらないシーンとかその後の批評を聞いてしまったシーンとか…ね…。
序盤に出てた材料や台詞を後半に上手く繋げてて、話の上で引っ掛かるようなところも特に無くスムーズに話を飲み込めました。強いて言えばミアがチャンスをつかむ切っ掛けになったお芝居のシーンが観客には見えないのでどのような光るものがあったのか余りわからなかったくらいかしら。

全体的に本当素晴らしいエンターテイメントだったと思います。

‥ただ、どうしても最後の15分くらいのシーンが好きになれない。
えーーーーそう落すのーーーーって感じでモヤモヤ感まだ残ってます。
夢を叶えることで全てが手に入る訳ではないってラストなのかもしれませんが好みではなかったです…。ホロ苦いっていうか、苦虫噛み潰した感。
その後の「もしかしたらこのような世界になったかもしれない」のエピローグが本当に美しい夢の空間だっただけに余計抉ってくるんですよね。なにこの世界一美しい死体蹴り。長いし!!
加点だと10億点の映画だけど、マイナス70点くらいの減点ポイントが残っちゃった感じ。

あとこのオチでデートムービーっぽく宣伝したのマズいよね。
カップルがどんな顔して劇場から出てくるか楽しみだゲヒヒヒ。

色々最後の要素で手放しで知り合いに薦められる映画じゃ無くなってしまいましたが、本当凄いエネルギッシュな映画なのは間違いないと思いますので気になった方は是非劇場へ。間違いなく映画館で見るのが楽しいタイプの映画です。
初日に喜び勇んで見て来ました。
レイトショーでゆっくり見ようと思ったら3Dじゃなくて4DXで予約取ってしまい、レイトなのにクソ高かったり、客層も騒がし好きのお兄ちゃんらが多く、隣のカップルに至ってはキャラが出る度に画面を指差していちち隣の彼氏に聴くという極悪な環境になってしまいボクの脳内がシビルウォーでした。

直接どこはどうとは描きませんが、ニュアンス的なネタバレ含みます。





■キャラごとの感想:
>ブラックウィドウ:
みんなのおかん。バブみを感じる。
随分丸くなったなーと思ってたらスパイ的な活躍もあるよ!

>ブラックパンサー:
超かっこいい。アクションのMVPは彼にあげたい。
走る!引っ掻く!走る!蹴る!蹴る!蹴る!中の人も良い感じ。

>スパイダーマン:
満を持しての登場。もう手放しに最高。何から何まで可愛い。
アメスパも好きなんですがそのハードル超えてきた。ソロ作品が今から楽しみです。

>アントマン:
癒やし系おっさん枠。スパイディと並んで今回のオアシス。
これやってくれないかなー、ってこと全部やってくれた。

>ファルコン:
癒やし系おっさん枠②。愛機を可愛いだろと自慢するけどお前が可愛いんじゃい!
中盤のぬふふ(^ω^)(^ω^)ぬふふとか、本当に君らキャップ好き過ぎるやろ。

>ヴィジョン:
悩める新生児かつ癒やし系おっさん枠。
AOU時点だと一強の完璧超人な気がしてましたが、危うい面も出てきましたね…。

>ホークアイ:
今作も苦労人。皮肉屋の側面強調されすぎてる気もするけど、そりゃ悪態もつくわ。
アントマンとの連携プレイなどアクション面は結構な見どころ多し。

>ワンダ:
色々ヤバい。世界改変しそうなオーラ出してきた。
こういうのもなんですけど、キャップの育成能力ひどいな…

>ローディ:
苦労人枠②。三枚目成分より軍人としての側面が今回は強調されてる感じ。
個人的に一番良かったのはエピローグのシーン。再活躍に期待。

>社長:
過去最高に気の毒。アイアンマン1~3見ても大体元はお前の所為やんけ!としか
思わなかったんですけど、今回は本当にシャレにならないレベルで擦り切れてる。

>キャップとバッキー:
映画館で各自確認下さい。


■ストーリーの感想:
友情が友情を引き裂く、は誇大コピーでは無かった。
お前ら仲良くしろよー→お前ら実は仲良いだろ→お前らが仲良く出来るわけねえだろ!

面白かった、けど絶対好み別れるし、投げっぱなしにも見えかねない。
アベ1やアベ2の内戦がプロレスだとすると、ガチの決裂発生だった。何がタチが悪いって、この拗れを解消する糸口が割りと思いつかないところ。今までのドロッとした部分をこの作品内で解消して綺麗にするための内戦かと思ったら、もっとひどい爆弾放り込まれてそのまま終わった感じ。続編どうすんだコレ…
まーた内輪揉めかよ、ではなく悪化してる。しかもまだ進行してる。

こう実質アベンジャーズ2.5で、大量のキャラ投入がある割りにはAOUほど散らかった印象や謎シーンも無かったですし、むしろ話の捌き方は凄く整理されてた気はします。
見る前はどうせ色々あったけど黒幕倒すために力を合わせてやるんでしょ~とか、中盤の見せ場のバトルがちょっと和気あいあいな感じだったので(だからこそノリノリで楽しめたんですが)、それが全部最後の畳み掛けのアレを際立たせるというか。
世界のため、とか、自由のため、とかその辺全て無くして、最後は完全に私情VS私情ですからね…。
WSの時点で最後のためのネタを仕込んでたり、CMのあるセリフが悲哀のセリフかと思ったら、かつて無い程の怒りのセリフだったとかその辺、すげぇ唸るんですが意地の悪さを感じずには要られない。

WSでは「キャプテン・アメリカ」としてバッキーへの私情は世界を救うまでは保留しておいたのに対し、今回は全編ほぼ「スティーブ・ロジャース」としての私情で動いてますね。「バッキーの話になると16歳の自分に戻ってしまう」との言葉通り、もう大人気なさ過ぎるスティーブさん。周りに迷惑かけまくるスティーブさん。最後のオチもヘタすればヴィランに見えかねないスティーブさん。
Twitterでどなたかが呟いてましたが、キャプテン・アメリカでなくスティーブ・ロジャースを取り戻す話っていうのは言い得て妙だなと思いました。

手放しでこれを褒めていいのか迷うんですが、ネタバレ踏まずに見れて良かったです。本当に。
10/26レンタルで鑑賞。
1で割と旧三部作はいいかな…と思ったけれど、


■感想:
鳩の居るところでドンパチするな。

ストーリー面。
汚いイーサン・ハントみたいな組織の裏切り者ショーンの殺人ウイルスばら撒き計画を阻止するため、そいつの元カノである女泥棒ナイアを送り込んで野望を暴かんとする…というのがミッション。チームメイトも殆どおまけみたいな感じで、主軸はきれいなハントときたないハントの女泥棒の奪い合いですね。

まず女泥棒をハニートラップに使うのを知らずに恋仲に落ちちゃうってのは不慮の事故として、女泥棒もハントも作戦に気乗りせず、送り出した後も罪悪感たっぷりで何か見てるこっちがテンション落ちてくる。ハニトラ仕掛けるなら不二子ちゃんみたくサッパリ演じてくれないとキツいんで…
1、4、5と不必要なお色気シーンも楽しんでみてましたが、これ話の展開上必要なお色気シーンなのに割と不快感が勝る感じ。不必要な場所でさっぱりノルマ達成するってむしろ大事なんだなぁと考えを改めた次第。
話の主軸が殺人ウイルスを巡る争いというよりはこの女泥棒を巡る痴話喧嘩になっちゃったー、みたいな印象なのも頂けないところです。

後は特にストーリー面触れるところあんまり無いかな…


アクション面。
映像的には一気に綺麗になり、スパイガジェットも随分スマートで近未来的なものに。ブルートゥースイヤホンなんかは現実が追い付いちゃったってのがすごいところですが。
しかしやたらスーパースローを多用のアクションが流石に間延びがするというか、後半まで話運びがスローだったのと併せて凄いタルく見えてしまいました。特に敵の取引現場に潜入!乱入!爆発!炎から飛び立つ鳩!現れたハント!さぁどうなる!? → そのままフェードアウト するシーンとか逆に面白いわってズッコケ。チラ見だけかい!

それだけに最後の身代わりを射殺させてからの怒涛のバイクアクションは流石に見物でした。南斗獄屠拳!北斗飛衛拳!と聞こえてきそうなバイクの正面衝突タックルが一番好きなところ。
ただラスボスがあんまり魅力は無いのにゴグマジオスくらいタフネスで蹴れども殴れども倒れず、いい加減死んでくれませんかね…と結局冗長になっちゃったのがこれまた残念。アジトでもナイフ奪ったシーンでも最後の気絶中でもトドメさせるシーンは幾らでもあったのに何で不殺だったのかっていうモヤモヤ感も。

それにバイクチェイス!→崖に向かい身を投げようとする女泥棒!→オーストラリアの美しい風景(一旦休憩)みたいな謎のリラクゼーションカットを挟んでくるのも何なんですかね…肉だけじゃ体に悪いから野菜も取れよ!みたいな?
うーん、やっぱり映画全体としてモヤモヤ感が凄く残る。

当時リアルタイムで見ていれば感想も違ったものになったのかな、と。
ここら辺がアクション映画の難しいところなんですかね。

全体的にトム・クルーズのPVって感じでした。「せにゃ」のなっち節も健在。
「3」を見るモチベが果たして残っているのか。

10/25レンタルで鑑賞。
ローグネイション、ゴーストプロトコルと逆に見ていたので、ここらで1から見直してみようじゃないかと借りてきました。
元はドラマ「スパイ大作戦」を叩き台にしてトム・クルーズ映画としてリブートした作品だそうですが、元のドラマを一切知らないのでその辺は割愛。BGMは本作主題のアレ以外でも色んなところで流用されてるらしいのでまた時間あるときに調べてみます。
拙い文章力が箇条書きにすることで余計ひどくなってたので、今回は訓練も兼ねて普通に感想書いてみます。


■感想:
古い。
1996年公開の20年近く前の映画なので当然っちゃ当然なのですがアイテムが古めかしい。当時の最新技術をスパイガジェットに反映してるので今更PCがショボいだのカメラ付きメガネがダサいだの言うのはヤボだとわかってるんですが、どうしても最新二作を見た後だとその辺が気になって本筋が頭に入ってこないですね…。あと聖書からメールばらまき作戦は当時を考えてもさすがに無茶あるやろと。CIAが噛んでるなら絶対バレるわ。

ストーリーが微妙。
ハント以外のチームメンバーが序盤で罠に嵌って死んでいく降りはハラハラしたのですが、その後例の宙吊りシーンまで話のテンポがめっちゃスローダウン。パロディされまくった宙吊りシーンも若干冗長で温度計とかナイフ落とすくだりとか要る?って要素もチラホラ。
ハント自身は変装の達人っていう個性ですがその設定は序盤以外ほぼ活かされず、後半オッって思うところでまた出てくるのですが、直後にご本人登場するのでほぼ無意味。でも若々しいトムは流石にかっこいいですね。トムスマイルは今よりぎこちなく、トム走りは今よりスムーズw
あと個人的に裏切り者を使うタイプのどんでん返しは余り好きではなく、余程うまくやらないと味方組織が無能に見えたり、相対的に事件そのものがショボく感じることが多いのですが、これもまさにそんな感じ。そのネタ晴らしシーンもえー…そこでー?ってところで何か盛り上がりに欠けたり、ハントが気づく描写があまりにも露骨だったりで、この辺りでストーリーを楽しむのは止めようとラインを引きました。

良いなと思ったのはあの赤緑のガム爆弾。特に二度目の使い方は死んだ仲間の道具を使っての敵討ちということもあり素直に燃えました。そのガムくれたジャックがエレベーターで圧死するシーンはショッキングだったのでなおさら(今思い直すとエレベーター内に避難出来そうじゃない?とか余計なこと思いつきましたが…)。
後はがっちり乳を掴みあげてるボディチェック等の展開上必要?ってお色気シーンとか、隠し暗殺銃を組み上げるシーンとか、世界的に有名な施設でのハチャメチャアクションとか、ハッキング万能説とか、のちの作品のお約束っぽい要素もこの段階で詰まってたりと原点を知る上では見てよかったと思います。これが作品ごとにどんどんブラッシュアップされ、ローグネイションに繋がるんだとすると感慨深いものが。
でもなー、2を見たいかと言われるとちょっとなー…
10/20レンタルで視聴。
ローグネイションで初ミッションインポッシブルして他の作品も気になり、前作も面白かったと評判だったので1からではなく先にこちらを視聴。
ゴーストプロトコルって何かと思ったら、「君たちに何かあっても政府は一切関知しない」ってルールを指すんですね。てっきり全てのネットワークに感知されない技術を巡る争いみたいな話になるのかと。


■感想:
・普通に面白かったけど話の規模がデカ過ぎてギャグに見えなくも
・割りとツッコミどころだらけだけどそれを筋力で捻じ伏せてく話
・知恵よりハントの超人的体力で何とかする肉体派映画でした
・逆にハントがブルジュドバイ壁面登りを他に何かあるやろ!って嫌がってたのが新鮮
・ロシア配備の装備はだいたいポンコツ
・ロシアの人材もだいたいポンコツ
・死亡フラグを立てて1秒で回収するIMF長官に涙
・女捜査官カーターの格闘、谷間ドレス、着替えと出る度に脳内でノルマ達成の字幕
・ベンジーとかいうおもしろ黒人枠(白人だけど)
・ブラント(ジェレミー・レナー)が文官を装っても全くデスクワーク派に見えない
・案の定武闘派だったけどトラウマと現場経験のなさで初々しい新米感
・7メートルダイブで飛べ飛べホークアイされるブラント萌え
・ダイブ前に自分に気合を入れるため軽快なストレッチを見せるブラント萌え
・最後に色々な葛藤を乗り越え破顔するジェレミー・レナー萌え
・終末論キチの学者の運動能力潜入能力高過ぎない?
・最後にロシアの諜報官と和解エンドみたいになってるけど長官殺されたの忘れてない?

あとちょっと調べたらブルジュドバイの高層階はだいたい機械室とオフィスでホテルでは無いらしいです。なんか残念。
映画館で見るなら、大画面で迫力ある絵を見たいよねーと割と思ってるのですが、
たまには心を落ち着けてゆっくりヒューマンドラマでも見たくなりますよね。

で、掲題のやつ。
ファッションメーカーの女社長のアン・ハサウェイの会社に、
シニアインターンとしてロバート・デ・ニーロがやってきて、
人生経験豊富なおじいちゃんズアドバイスで癒やしてあげる話(多分)

割と女性向けというか、OLさん向けというかそういう話だと思うんですが、
たまにはこういうのも見たくなるんですよね。っていうか予告が面白そうだった。

まぁタイミングが合えば見に行ってみるかー、くらいに思ってたんですが…
これ、男一人で見れるやつじゃないね。

じゃあ友人を誘うかー、、、ってこれも厳しい。
ワイワイ見る映画でも無いし、これに女子を誘うならマッドマックスのがまだ楽だし、
これを男二人で見るなど死んでも断る。

もうあえてレディースデーとかに私は27歳OL、ウフフという気分で乗り込んでしまおうか。
9/1映画デーに鑑賞。
知り合いが大盛り上がりする中で逆に乗り切れず、
もうタイミングを逃し続けて公開終了間際に滑り込み。
過去作は北斗の拳が影響されたってことしか知らず、
暴力映画もカーアクションも大して好きではないので、
話の種に見に行ったつもりでした。



■感想:
イモータァン!イモータン・ジョォオオオオーーーッ!!
・映画視聴中何度ぶっ飛ばされたかもわからんほどのこのアクションの密度
・バカ映画だと侮ってました、ごめんなさい
・熱気と狂気と疾走感で見てる間バカになっちゃう映画
・今年映画館に行って良かったランキング1位
・マックスの脇役感が凄いと言われてますがそうかなぁ
・台詞殆ど無いのに世紀末サバイバーとしての凄みは随所に溢れてました
・あと時折見せる人間性と優しさが最高に男前。抱いて!
・フュリオサが主人公と言われるとそこは確かに…
・とにかくフュリオサが全編に渡って男前。抱いて!
・キルスイッチの順序を教えるフュリオサとちゃんと一回で覚えるマックス萌え
・マックスからフュリオサへの装填バトンタッチは作中一番好きな絡みかも。
・途中で一旦休憩になる花嫁たちの水浴びシーンはまさにオアシス
・ハイパー野蛮人祭りの中突如現れた対魔忍的な胸先に歓喜
・特にケイパブルかわいい。綺麗なチャンドラ。
・ニュークスは笑えて泣けて燃える良いキャラ
・中の人がX-MENのビーストと同じとか信じられない
・ジョーさん大好きでトチってガチ凹みなニュークス萌え
・ニトロ口移しリレーで途中で咽て交代するニュークス萌え
・腫瘍(コブ?)に名前をつけて友人と語るニュークス萌え
・ウィットネスミー…
・火を吹くギター男とかwww→エレクトリカルパレードwww
→あれ、ギター男はどこだ…→ギター男がああああああ!!
・世界一嬉しくない搾乳シーンもありマッドマックスは実質対魔忍。
・人食い男爵や武器将軍など中ボスも(無駄に)濃いキャラ
・弾丸が差し歯って何やねん(褒めてる)
・個人的にイモータンジョーやその息子の魅せ場がもう少し見たかったかも

スーパーマン等を現代の神話と言ったりするようですが、マッドマックスこそまさに現代の神話なんじゃないでしょうか。

9/27鑑賞。
MARVELシリーズは毎度楽しみにしてますが、中々公開前から評判良かったので気になってた奴。
事前知識は小さくなったり、そのうち大きくなったり、初代が人間のクズだったりってこと程度。


■感想:
・前評判通り面白かったです。これくらいの規模の話も好き。
・アベンジャーズで広がりすぎた世界をまたミニマムにリスタートした感じ。
・主人公のスコット・ラングは原作だと二代目アントマンとのこと。はえー。
・ダメ親父の元窃盗犯が娘のために真のヒーローに成長するお話。
・オフビートなギャグ多め。戦闘シーンもかなりコミカル。
・特にダメな窃盗仲間三人組。ここまで一般人の力を借りるヒーローも珍しい。
・ワッフル焼いてるおしゃべりの奴、ホラ吹きかと思ったらガチで強かった。
・ファルコンはスポット登場だけどいいところ無かったッスね…
・本格的に空虚な悪党、みたいなメインキャラが居なかったのも好印象
・嫌な奴っぽかった元妻のフィアンセも、むしろ警官として当然のスタンスだし
・31アイスクリームの調査力すごい
・娘は天使、アンソニーも天使、新しい犬も天使
・今回のヴィラン、イエロージャケットことダレン・クロスめっちゃ頑張ってた
→アントマンスーツのヤバさをプロモーションにしてわかりやすく紹介
→ほぼノーヒントから独力でトライアンドエラーを繰り返しスーツ作成
→師匠に捨てられてもそれをバネに研究に注ぐ
→主人公チームの計画を事前に見抜き、油断せずに予防線を張る
→あのハイドラを手玉に取り、支配下に起きかける
→っていう計画をこそ泥にブチ壊され思わず同情しちゃうほどの悲しい顔を見せる
→最初の方のハニカムネクタイがかわいい
→ホープが余りにも信用されてると年を押してたから実は手のひらの上なんやろなぁ…と思ってたらガチで惚れてたっぽい

MVPはダレンにあげたいと思います。
9/9鑑賞。
キングスマンの感想書いたので、同じスパイ映画のミッションインポッシブルの感想も。
同じスパイ映画、てはないな…うん…

ちなみにミッションインポッシブルシリーズは初見です。
トム・クルーズことイーサン・ハントが所属する凄いスパイ組織がある、くらいの事前知識。

■感想:
・最高でした。こういうのが見たかった。
・トンデモアクション、スパイガジェットの数々、仲間との連携と友情、美女のアクション、知恵とクソ度胸での心理戦と見たいものが全て詰まってた感じ。
・主な見どころアクションは
→冒頭の輸送機捕まり浪漫飛行
→囚われてくっ殺状態からの燃焼系アミノ式脱出
→オペラ座での大立ち回り
→エクストリーム素潜り
→街中カーチェイス
→転倒したら即死バイクチェイス(でも転倒する)
・お気に入りはポールからの筋力脱出。鍵使わんのかい!って脳内ツッコミ
・女スパイのこれいる?って水着シーンとか着替えシーンとかに笑う。美しかったけど!
・あと無駄にセクシーな狙撃シーンとか。必要な不必要なお色気。
・ハッカーポジションのベンジーがやたらかわいい。ヒロインはベンジー。
・「俺は俺の意思で助けに来た!お前の友人だからだ!この話はこれで終わりだ!」で熱くなる
・モノクロ画面の端末になるパンフレットは今作で一番好きなガジェット
・ホークアイの人(ジェレミー・レナー)は中間管理職でアクション無くて残念
・CIAもMI6もどの映画でも無能ですね…
・敵ボスの無機質でしわがれた声が不気味で良かったけど、もうちょいボスのキャラに毒がほしかったかも
・後半になるにつれ派手なアクションはなりをひそめる物の、イーサンのクソ度胸と心理戦から最後のあの罠にハメるシーンまでがそれまでのアクションの何倍もゾクゾクしました
・肉弾戦や運が味方して勝つ展開より、知恵で出し抜いて勝つって展開がとても自分好み。

スパイ映画ブームなのか、次は007やるみたいですね。見に行こうかしら。
ぼちぼち暇な時に最近見た映画とかについて備忘代わりに書いていこうかと。

10/2 キングスマン見てきました。
本当なら映画の日に1100円で見るはずが天候に嫌われ已む無く翌日のレイトショーで。
英国スパイアクションと聞いてセンスの良いスーツに身を包み、エスプリを交えつつ颯爽と悪漢どもをなぎ倒して行くような映画だろう…そう思っていました…。中盤ほどまでは…





■感想:
・面白かったけど思ってたんと違う!!!
・スーパー英国紳士スパイ大戦かと思ってたら、紳士を目指す不良スパイvs汚いわくわくさんの工作対決みたいな感じでした。
・存外グロい。正直グロおフザけが許容量越えてしまった。
・特にあの威風堂々のシーンは生涯忘れないと思います…色んな意味で映像の暴力だよ!!
・一言で言えば悪趣味。でもあそこまでやられると笑う。
・中盤の教会のアクションは鳥肌立って魅入ってしまった、けど紳士の暴力って理性があるからこそ光るのでは、と。
・クズは死んで当然!ってスタンスはある意味気持ち良い
・見たかったものは序盤のガラハッドと後半のマーリンが全部担ってくれました。やっぱりオッサンでないと。
・あとスパイひみつ道具シリーズ。ああいうのはいつ見てもいいですね。
・お気に入りは万年筆入りスイッチ式毒薬。これ媚薬にしてエロに使えないかな。
・ガゼルのアクションはどれも美しくて良かったです。ただ序盤と最後だけだったので、もっと見たかった。あと見る前はてっきり味方かと思ってました。太眉萌え。
・汚いわくわくさんことヴァレンタインは可愛げあって良い悪役でした。レッツパーリィは否応なしにアガる。ただ何役でもサミュエル・L・ジャクソンはサミュエル。
・オチがケツで終わったらどうしようかと思ったんですが、最後は序盤を継承するカッコいいオチでホッと一息。


M:Iローグネイションのもっと荒唐無稽バージョンかと
思って良くも悪くも裏切られましたが存分に楽しみました。

でも人にこれ面白かったやで〜って薦めるには少し考えちゃうやつでした。
もうクックドゥのCMまともに見れない。

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