久々の備忘録更新。
サボってる間に分割カードのルールが変わってヤヘンニの巧技から強行突入シュートが打てなくなったり、MOリーグのデイリー5-0の掲載数が半分に減ってローグの青黒LOが全然乗らなくなったり色々ありました。

その期間中、破滅の刻プレビュー時から青黒LOプレイヤーの中で最もホットな話題だったカードについてつらつらと書いていこうと思います。

《正気減らし/Fraying Sanity》
http://mtgwiki.com/wiki/%E6%AD%A3%E6%B0%97%E6%B8%9B%E3%82%89%E3%81%97/Fraying_Sanity

各終了ステップにこのターン墓地に落ちた枚数と同量の枚数削る呪い。
青黒LOの削り速度を倍加する恐ろしいやつ。一瞥が20枚になり書庫罠が26枚になりカニでフェッチ切るだけで12枚削れるようになる。
偉いのは除去とか手札破壊でもジワジワ削れることと、これを張る前に落ちた枚数もちゃんとカウントすること、重ね張りするとどんどん効果が倍々になっていくこと(wikiとかリリースノート参照)。割と一発逆転が狙いやすくなったんじゃ無いでしょうか。
エンチャントはモダンの置物の中では一番対処が軽視されがちなのも好印象。

欠点は3マナという大ぶりなアクションの割に単体だとほぼ何もしない事。青黒LOの3マナ域は罠橋と墓所への乱入の6枚がほぼ確定で入っており、これを3~4枚積むだけでかなり鈍重になってしまう印象。精神の葬送を考えると許容範囲ではあると思いますけど、スペルじゃないので催眠の宝珠で落ちても瞬唱出来ないのも辛いところ。
単純に今の青黒LOに足すとスキが増えるものの爆発力は得られるってのが第一印象です。

スキを減らす対処法として思いつくのが小回りの聞く呪文を増やす(軽量除去や手札破壊)、マナを使わずLO出来る手段に頼る(躁の書記官)、一撃必殺に賭ける(心の傷跡)あたりですかね。個人的には高まる混乱辺りをトドメに使えないか模索中。

金魚に上がってた記事ではカニすら抜いて、除去や妨害にパーツを当ててる青黒LOが紹介されてました。
https://www.mtggoldfish.com/articles/against-the-odds-fraying-sanity-modern
要は正気減らしで大量に削れるのでLO呪文の枚数を減らして妨害に当て、3t目に正気減らし張って4t目に質の高いLO呪文で殺せというデッキ。正気減らしのポテンシャルが高いので、組むなら既存のデッキにただ差し替えるだけでなく、こういう風に中心に据えた構築の方が良いのかもしれません。
個人的には罠橋を抜く勇気は無いですね…。でもトラウマ砲は浪漫。

上記とは関係無い注意点メモ
・紙でやる場合に落ちた枚数ちゃんと控えておかないとクソ面倒なことになること
・書庫罠+正気減らしは相手が対処法を知ってればかわされてしまうこと(終了ステップの開始時に正気減らしの誘発を解決してからフェッチを切るだけ)

正気を減らして良き青黒LOライフを。

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