10/26レンタルで鑑賞。
1で割と旧三部作はいいかな…と思ったけれど、


■感想:
鳩の居るところでドンパチするな。

ストーリー面。
汚いイーサン・ハントみたいな組織の裏切り者ショーンの殺人ウイルスばら撒き計画を阻止するため、そいつの元カノである女泥棒ナイアを送り込んで野望を暴かんとする…というのがミッション。チームメイトも殆どおまけみたいな感じで、主軸はきれいなハントときたないハントの女泥棒の奪い合いですね。

まず女泥棒をハニートラップに使うのを知らずに恋仲に落ちちゃうってのは不慮の事故として、女泥棒もハントも作戦に気乗りせず、送り出した後も罪悪感たっぷりで何か見てるこっちがテンション落ちてくる。ハニトラ仕掛けるなら不二子ちゃんみたくサッパリ演じてくれないとキツいんで…
1、4、5と不必要なお色気シーンも楽しんでみてましたが、これ話の展開上必要なお色気シーンなのに割と不快感が勝る感じ。不必要な場所でさっぱりノルマ達成するってむしろ大事なんだなぁと考えを改めた次第。
話の主軸が殺人ウイルスを巡る争いというよりはこの女泥棒を巡る痴話喧嘩になっちゃったー、みたいな印象なのも頂けないところです。

後は特にストーリー面触れるところあんまり無いかな…


アクション面。
映像的には一気に綺麗になり、スパイガジェットも随分スマートで近未来的なものに。ブルートゥースイヤホンなんかは現実が追い付いちゃったってのがすごいところですが。
しかしやたらスーパースローを多用のアクションが流石に間延びがするというか、後半まで話運びがスローだったのと併せて凄いタルく見えてしまいました。特に敵の取引現場に潜入!乱入!爆発!炎から飛び立つ鳩!現れたハント!さぁどうなる!? → そのままフェードアウト するシーンとか逆に面白いわってズッコケ。チラ見だけかい!

それだけに最後の身代わりを射殺させてからの怒涛のバイクアクションは流石に見物でした。南斗獄屠拳!北斗飛衛拳!と聞こえてきそうなバイクの正面衝突タックルが一番好きなところ。
ただラスボスがあんまり魅力は無いのにゴグマジオスくらいタフネスで蹴れども殴れども倒れず、いい加減死んでくれませんかね…と結局冗長になっちゃったのがこれまた残念。アジトでもナイフ奪ったシーンでも最後の気絶中でもトドメさせるシーンは幾らでもあったのに何で不殺だったのかっていうモヤモヤ感も。

それにバイクチェイス!→崖に向かい身を投げようとする女泥棒!→オーストラリアの美しい風景(一旦休憩)みたいな謎のリラクゼーションカットを挟んでくるのも何なんですかね…肉だけじゃ体に悪いから野菜も取れよ!みたいな?
うーん、やっぱり映画全体としてモヤモヤ感が凄く残る。

当時リアルタイムで見ていれば感想も違ったものになったのかな、と。
ここら辺がアクション映画の難しいところなんですかね。

全体的にトム・クルーズのPVって感じでした。「せにゃ」のなっち節も健在。
「3」を見るモチベが果たして残っているのか。

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